【婚前調査|大手有名探偵社に聞く素行調査の実際】

怪しいと思ったら結婚の前に素行調査を!

原一探偵事務所高野上級アドバイザー

【高野上級アドバイザー】

 

子供の結婚相手に不審な点があった時、結婚に進んでしまう前に調べる方法はないのか?

 

婚前調査について、大手興信所である原一探偵事務所の上級アドバイザー高野さんに話を聞いてきました。

 

取材日時は2018年2月16日、場所は同社の本社でした。

 

素行調査におすすめの探偵社

 

家柄より当人の素行調査に重点移行

私: まず高野さんの仕事を教えてください。ご自身は探偵ではないのですね?

 

高野: はい。私は依頼者のお話を聞いて一番目的に合った調査方法を設計する仕事をしています。

 

私: 婚前調査(結婚調査ともいう)は昭和までは盛んでしたが、今はどうなっていますか?

 

高野: 以前の結婚調査は家柄とか親兄弟の調査に重きが置かれていました。

 

今はむしろ、結婚相手当人の素行調査に需要が高まっています。

 

私: なぜなんでしょう?

 

高野: 以前は結婚は家と家の問題でしたが、それが当人同士の問題と捉えられるようになった。

 

差別に対する社会の反感も高まり、第三者の戸籍情報入手も違法になった。

 

これが、家柄を調べる古い婚前調査が下火になった理由です。

 

その一方で、ネットの発達などで結婚相手当人について十分知らないまま結婚に進むことが増えた。

 

これが結婚相手当人の素行調査の需要が増えた理由です。

 

不審な相手との結婚を止めるための調査

私: 結婚相手当人の素行調査はどんな場合に役立つんですか?

 

高野: ずばり当人に不審な点がある場合です。

 

例えば、仕事。

 

  • 自分で言っているとおりの勤務先に本当に勤めているのか?
  • 仕事の内容が理解できない。
  • まともな人に見えない。普段は何をしているのか?

 

こういうのは行動調査(尾行と隠し撮り)をかければすぐわかります。

 

「勤務先は嘘で、昼過ぎに起き出してパチンコに行くのが確認された」などというのはよくあることです。

 

私: 最近、「娘の相手は渋谷のIT企業勤務らしいが実態がわからないので調べてほしい」という依頼がとても多いと他の探偵さんから聞きました。

 

高野: ああ、確かに(笑)。ITは現代の花形産業でイメージがいいのでしょう。

 

しかし、そんなにIT企業の社員ばかりいるのもおかしい。

 

本当かどうかは素行調査ですぐわかりますよ。

 

私: 相手の異性交遊状況もわかりますか?

 

高野: ええ。次のような疑いがある時、素行調査はとても有効です。

 

  • 遊ばれているのでは?他にも交際相手がいる?
  • もしかして既婚者なのではないか?
  • 結婚詐欺師に騙されているのでは?

 

例えば既に男女関係なのに、一人住まいのはずの自分の部屋に呼ばないというのは怪しいです。

 

帰宅を尾行すると既婚者どころか、子供までいることが判明することも多いですよ。

 

また、結婚詐欺師なら必ず同時進行で複数の異性と交遊しています。

 

金を吸い上げたら捨てるので、次々に新しいカモを仕込んでおく必要があるからです。

 

デートの後の行動を追尾すると、直後に別の異性と会っていたり、誰かと住んでいたりします。

 

高確率で調査に引っかかってきますね。

 

私: ギャンブル癖がある場合もわかりますか?

 

高野: はい。そういう人は何日もギャンブルを我慢できない。

 

数日の調査のうちに必ずパチンコ屋や競馬場に行ってどっぷり入り浸ることになります。

 

ギャンブルも趣味の範囲ならいいが、しょっちゅう入り浸っているような人は結婚相手として危険なのは明らかでしょう。

 

聞き込み調査の併用も可能

私: 離婚歴が多すぎる相手も心配ですね。

 

過去の相手と何があったのか?DVなんかも疑われ、親としては怖いでしょう?

 

高野: そういう場合は聞き込み調査も併用することが考えられます。

 

私: 聞き込みですか?

 

しかし「○○さんについて知っていることを教えてください。」みたいなことをやったら、調査がバレて当人に伝わる危険が大きいんじゃないですか?

 

高野: 当社では、そんな稚拙な聞き込み方はしません。

 

そもそも、警察手帳も持ってない人間がそんなダイレクトな聞き方をして答えてもらえる確率はとても低いでしょう。

 

私: そうですね。「知らない」と答えるか、調査対象と親しければ「君は何者だ?何の目的で何を調べてる?」と詰め寄るかもしれません。

 

高野: 婚前調査に当たって、われわれは調査発覚をとても警戒しています。

 

発覚すれば破談になる可能性があるからです。

 

だから、聞き込み調査の手法は相手に聞き込みとわからせない特殊な技法を用います。

 

この技法はできる探偵が限られているので、「特殊調査部」という聞き込み調査専門部隊を作っているほどです。

 

私: 「相手が聞き込みとわからない聞き込み」とはどんなものですか?

 

高野: それは後で特殊調査部の探偵にヒアリングしてください。

 

この聞き込みは親兄弟の噂を集めるのにも使われます。

 

先ほど、家柄の調査は下火になっているといいましたが、「相手の親が挨拶もできない非常識な人物かどうか」は事前に知りたいと思いませんか?

 

私: それはもう、「結婚は無理!」ぐらいの重要材料でしょう?

 

高野: それは聞き込みでつかめます。

 

  • 相手の親は子供が小さい時から給食費も払わず、先生や父兄を脅してきた悪名高いモンスターペアレントである。
  • ゴミ出し、騒音、路上駐車などで絶えず近所トラブルを起こしている。
  • 兄が何度も警察のお世話になっていて、ヤクザの構成員と疑われる。

 

例えば、上記のようなことは聞き込み調査により高確率でつかめます。

 

これらは結婚の可否を判断する上でとても重要でしょう?

 

法を犯して戸籍情報を入手しても大して役に立つ情報は得られません。

 

われわれは合法的な調査でもっと重要で役に立つ情報を入手するのです。

 

ベストの婚前調査を設計

高野: 今説明したように、行動調査(尾行&撮影)と聞き込み調査という2技法を使って、依頼者のニーズに最適の調査を設計するのが私の仕事です。

 

たとえば、「実家のことは後でいい。結婚以前にまず交際を許していいのかどうかというレベル。不審な相手なので調べたい。」という場合、相手当人に行動調査をかけます。

 

現在の状況だけでなく過去にも気になる点があるなら、聞き込み調査の併用を提案します。

 

逆に「相手当人はとてもいい子で気に入っている」が、「実家の話を聞いていて引っかかる点があった」とか「自分の親の事を話そうとしない」と言う場合。

 

この場合は、実家に関する聞き込み調査を提案します。

 

相手当人も実家も総合的に知りたい場合は、当人への行動調査と実家の聞き込み調査を行います。

 

あまり受任例はないですが、必要なら実家の人の行動調査も可能です。

 

例えば、相手の父親が得体の知れない人物で、ふだんの行動をどうしても知りたいという場合、それができます。

 

私: なるほど。貴社なら本当に心配なことが調べられる婚前調査ができそうですね。

 

今日はどうもありがとうございました。

 

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