素行調査をかけたいが費用が気になって…という方は多いです。
たしかに探偵は費用をめぐる消費者トラブルも多いので心配です。
ここでは素行調査の費用についてまとめました。
まともな技術と装備を持った探偵に頼めば、最低でも1日10万円くらいはかかるものだと心得てください。
素行調査となると、1日では済まず、数日から1週間ぐらいは調べることになるので、総額は50万円以上になることが多いです。
探偵の1日単価や1時間単価を提示して安く見せている探偵社もありますが、そんなに安くなることはありません。
尾行はチーム尾行が原則ですから、人数分かかりますし、車両代などの経費が含まれているのか別途なのかも要チェックです。
本当に極端に安い(1日数万円とか)場合は、技術も経験もない素人で失敗する可能性が大きいからやめておくべきです。
遠方への出張旅行を追跡してほしいといった注文になると、旅費もかさむのでやはり調査料金は上がります。
調査手法は、行動調査(尾行&隠し撮り)と聞き込み調査の2つがメインになります。
片方だけでいいのか、両方ガッツリやるのかで、料金は大きく変わります。
何を一番調べたいのかをはっきりさせることが、調査費用のコスパを高めるコツです。
探偵の費用の請求方式にはいろいろなものがあります。
最初に着手金とか調査費用とかいう名目で徴収し、実費を後日清算する方式は結構多いです。
実費が本当に交通費などの実費だけならいいのですが、ぼったくりの隠れ蓑に使われることもあるので、注意してください。
例えば最初のお金が30万円で、後日実費精算は10万円くらいかなと思っていたら、150万円請求されるという場合もあります。
これは明らかに最初の時点で安く見せかけて、引き返せなくなってからぼったくる悪徳探偵です。
あるいは調査の途中で何度も追加請求をかけて費用を膨らませる手口もあります。
複数回に分けて請求する方式がみんな悪いわけではないですが、最初の費用に何が含まれているのか、追加請求の可能性はあるのか、などを事前にしっかりチェックすることが必要です。
あと、成功報酬制というのもありますが、素行調査の場合はおすすめしません。
人探しなら、(生死によらず)探し人がみつかるのが「成功」です。
しかし、素行調査の場合は、何をもって「成功」とするかという「成功の定義」がはっきりしないからです。
いずれにしても、一番大切なのは「総額」です。
費用の一部に目を奪われて「総額」を見失わないようにしましょう。
実費後日清算の場合は事前に「総額」は確定できませんが、それでも実費が収まるであろう金額範囲は予想できるはずです。
「総額」の話を嫌がる探偵社はぼったくりの疑いが濃厚ですから、依頼は避けるべきです。
中には諸経費を含めた「総額」を最初に決め、追加請求を一切しない探偵社もあります。
調査が予想よりスムーズに行った場合はちょっと損した気になるかもしれませんが、予想より難航した場合は費用の心配をせずに最後までやり遂げてもらえます。
管理人は、最初に総額を決める方式はひとつの正解だなと考えています。